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加速する合法化!世界の医療大麻・嗜好大麻「解禁国」最新情報まと

投稿日:2018年11月3日 更新日:

2018年10月17日、先進7ヶ国(G7)の中でカナダが「医療大麻・嗜好大麻 合法化」の初めての国となりました。

近年目まぐるしく変化する大麻市場の動向は気になる方も多いのではないでしょうか!?

この記事では世界各国の医療大麻・嗜好大麻解禁状況をまとめてみました。

世界の大麻解禁状況一覧

まず世界の大麻解禁状況を Google Map でまとめてくれている方がいます。

この Map は世界全体の大麻解禁状況をとてもわかりやすくまとめられています。左上の「スライドメニュー」をクリックすると世界各国の状況が一覧でみることができ、またマップのスクロールでも各国の状況をみることができます。

それでは大陸(国)別にさらに詳しく見ていきましょう。

北米

カナダ

2018年10月17日 嗜好大麻が合法化。

国家として大麻を合法化したのは南米ウルグアイに続き2カ国目で、先進7カ国(G7)としては初めて。所持ができるのは18歳以上で最大30gまでを許可。一部地域を除き自宅で4株までの栽培も認められています。

販売は政府が許可した販売店のみ。医療大麻は既に合法化済み。

アメリカ

アメリカでは州ごとに異なります。全米50州の内、2018年10月現在30の州と首都と自治領で合法化となっています。

①カルファルニア州

1996年 アメリカで初めて医療大麻を合法化。2016年には21歳以上であれば1オンス(約28g)までの乾燥大麻または8gまでの大麻濃縮物(大麻樹脂やオイル)を処方箋なしで所持・輸送・購入することが可能に。

公共の場での喫煙(ヴェポライザー含む)は違法で100ドルの罰金。車の中での使用は喫煙も食品も摂取禁止。船・飛行機・車などの乗り物での使用は禁止、開封済みの製品の所持も禁止。

2018年1月1日から大麻ディスペンサリー(薬局)に非医療大麻を発売する許可証を発行。

②ワシントン州

1998年 医療大麻 合法化。2012年 嗜好大麻 合法化。コロラド州と共にアメリカで嗜好用大麻を合法化した初めての州。

1オンスまでの所持が可能。栽培は医療目的の場合のみ。

③オレゴン州

1998年 医療大麻 合法化。2015年 嗜好大麻 合法化。21歳以上は8オンスまでの所持と4本までの自宅栽培が可能。

公共の場では1オンスまで所持が可能で、一度に購入できる大麻の量は1オンスまでの乾燥大麻、5gまでの大麻抽出物、16オンスまでの大麻添加固形食品(キャンディー・チョコ・ブラウニーなど)、72オンスまでの大麻添加液体飲料、10粒までの大麻種子、4つまでの未成熟大麻草になります。

公共の場所での喫煙は禁止。

医療大麻の処方箋を受けている人は24オンスまでの大麻を所持することができます。

④アラスカ州

1998年 医療大麻 合法化。21歳以上が使用できる。1オンスまで嗜好大麻の使用、所持、輸送を合法化。

⑤メイン州

1999年 医療大麻 合法化。2016年 嗜好大麻 合法化。

2.5オンス(約71g)という大量の大麻所持が可能。大麻濃縮物(樹脂・オイル・コンセントレートなど)の所持は許可されていません。

2018年から販売店がオープン。

⑥ネバタ州

2000年 医療大麻 合法化。2017年1月1日 嗜好大麻 合法化。1オンスまで所持可能。

栽培は一番近いディスペンサリーから25マイル(約40キロメートル)以内に住んでいないと栽培許可が下りません。

旅行者であっても車の中や公共の場所での大麻使用は禁止。

⑦ハワイ州

2000年 医療大麻 合法化。ディスペンサリーにてハワイ州在住者の患者のみが購入可能です。

⑧コロラド州

1998年 医療大麻 合法化。2012年 嗜好大麻 合法化。ワシントン州と共にアメリカで嗜好用大麻を合法化した初めての州。

21歳以上でパスポートor州政府発行の身分証明証の提示をすれば大麻の所持・購入・使用が可能。

1オンスまで大麻所持が可能ですが、厳密には1オンスまでのTHC所持が許可されているので、エディブル(マリファナ添加食品)やコンセンレート(マリファナ抽出物)などの所持も可能。

州に住居していない人も小売店で1度に1オンスまでの大麻製品購入ができます。

大麻ディスペンサリーの数は、スターバックスとマクドナルドの店舗合計数より多い。

⑨バーモント州

米バーモント州はアメリカの州としては9番目に大麻を合法化した州に。これまで米国の大麻解禁は州民選挙で行なわれて来たが、バーモント州では議会の決議で合法化がなされた。

バーモント州知事のフィル・スコットは2018年1月22日、合法化法案にサイン。

今回の法案の可決により21歳以上の成人は合法的に1オンス(約28グラム)までの大麻の所持が認められる。また栽培に関しては、最大で2本の成熟した大麻草及び4本の未成熟の大麻草の所持が認められることになる。

ただし、大麻の商用販売は今回の新法のもとでも認められない。この法律は2018年7月1日から施行される。

⑩モンタナ州

2004年 医療大麻 合法化。

⑪ミシガン州

2008年 医療大麻 合法化。

⑫アリゾナ州

2010年 医療大麻 合法化。

⑬ノースダコタ州

2016年 医療大麻 合法化。

⑭フロリダ州

2016年 医療大麻 合法化。

⑮アーカンソー州

2016年 医療大麻 合法化。

⑯ロードアイランド州

2006年 医療大麻 合法化。

⑰ニューメキシコ州

2007年 医療大麻 合法化。

⑱ニュージャージー州

2010年 医療大麻 合法化。

⑲デラウエア州

2011年 医療大麻 合法化。

⑳マサチューセッツ州

2012年 医療大麻 合法化。2016年12月15日 少量の大麻所持及び消費、及び12本までの自宅栽培の権利を認める。

㉑コネディカット州

2012年 医療大麻 合法化。

㉒ニュ-ハンプシャー州

2013年 医療大麻 合法化。

㉓イリノイ州

2013年 医療大麻 合法化。

㉔ニューヨーク州

2014年 医療大麻 合法化。

㉕ミネソタ州

2014年 医療大麻 合法化。

㉖メリーランド州

2014年 医療大麻 合法化。

㉗ペンシルバニア州

2016年 医療大麻 合法化。

㉘オハイオ州

2016年 医療大麻 合法化。

㉙ウエストバージニア州

2017年 医療大麻 合法化。

㉚ルイジアナ州

医療大麻 合法化 済。

ワシントンD.C.

2014年10月 嗜好大麻 合法化。2オンスまでの所持が可能。

個人使用目的は合法だが商業目的の販売はNG。自宅栽培は可能で3本の成熟した大麻と3本の未成熟(栽培中)の大麻を栽培することができます。

北マリアナ諸島(グアム・サイパン他)

2018年8月 下院議会で大麻合法化の法案が可決。

21歳以上のレクレーション目的が合法化し、医療用も産業用ヘンプも合法化しています。

グアム

2019年3月28日、嗜好大麻合法化承認。所持は28gまで、栽培は6株までとなりました。

ジャマイカ

2015年4月15日 少量の使用は 非犯罪化。

2オンスまでの所持が5ドルの罰金刑という微罪処分へと変更され、逮捕も前科がつくこともありません。

レゲエやレゲエの神様ボブ・マーリーと共にジャマイカでは大麻は神聖なものとして崇められてきました。

医療大麻産業やヘルスツーリズムにも積極的で大麻由来製品の開発を目指しており、科学研究のための大麻は合法化されています。

海外で医療大麻を処方されている外国人は滞在中に厚生省の許可を得て56gまでの医療大麻を合法的に購入することができるようになっています。

南米

ブラジル

2006年10月8日 「少量の個人使用目的での取得・所持・保管・輸送・携行を逮捕の対象としない」法律が施行。

チリ

非犯罪化済。最高裁判決により「成人による大麻使用は他人を傷付けない限り罰しない」とされ事実上合法。

コロンビア

2015年12月22日 フアン・マヌエル・サントス大統領が医療大麻の合法化と規制を定めた大統領令に署名。

サントス大統領は全国放送のテレビ演説で「医療・研究目的での大麻の栽培・加工・輸出入を完全に合法化する」と発表、これにより大麻所持に対する許可証の発行が可能になる。

メキシコ

2009年 少量の大麻の所持が解禁。

2018年10月31日 最高裁にて「嗜好大麻の禁止は違憲」とする判決で事実上合法化。

ペルー

2017年10月19日 「薬用・治療目的による大麻及び同副産物の国内における事前登録使用、研究、輸入、商取引」を認める法案を可決。

保険省が法人及び個人の輸入・取引業者を登録、認証研究機関の登録、生産機構の登録を担当する。

プエルトリコ

医療大麻 合法化済。

ウルグアイ

世界で初めて医療大麻・嗜好大麻を合法化した国。

一人6本までの栽培が許可されているほか、使用者協会や薬局を通じての購入も可能。1人1ヶ月あたり40gまで。

ボリビア

2017年3月16日薬事法の改正により医療大麻を合法化。

アルゼンチン

2016年11月23日 アルゼンチン議会下院は大麻油をてんかん、線維筋痛症などをはじめとする一連の疾患の治療に使用することを前提に承認した。

また医薬食品医療技術管理局に対しても大麻油の輸入を許可しており、「複雑な疾患を抱え、医師の診断書を持つ患者が必要とした場合は可能で、大麻油は無償で配布される」と記載されている。

個人使用目的での大麻栽培は禁止。

アジア

イスラエル

1992年 医療大麻 合法化。2017年3月6日 レクレーション目的の個人使用も「非犯罪化」。

個人が公共の場で大麻を使用した場合、1度目の罰金が250ドル、2度目の罰金は500ドル、3度目の場合は更生教育とリハビリテーションが要求され、運転免許の一時停止になる可能性があります。

4度目に公共の場で使用した場合は起訴され、収監される可能性もあります。

イスラエルは医療大麻にて最も先進的な国の一つで、病院や研究機関での大麻使用も進んでおり、人口800万人のうち2万5000人が医療大麻を使用するライセンスを取得しています。

フィリピン

2016年9月 医療大麻 合法化。

ドゥテルテ大統領は「大麻は医薬的な成分が含まれていることは証明されており、他の治療法のない末期がんや難病の患者が治療に使用することに私は反対しない。しかし嗜好目的は禁止で逆らう者は死ぬ。」と述べた。

インド

インドでは紀元前2000年から宗教的意義や伝統医学などで大麻の薬効を期待して消費されてきた。

現在でも伝統的な使用方法については黙認・取締が緩和されている。

タイ

2017年1月1日 北15郡6県でTHC濃度1%未満のヘンプ栽培 合法化。

また医療大麻についても2018年10月31日に合法化の法案が提出されている。

韓国

2018年11月28日 医療大麻 合法化。患者はオーファンドラッグセンターに登録し、更に使用許可はケースバイケースという条件付き。

日本

日本では大麻取締法により大麻の所持は「違法」です。

日本人が海外の大麻合法国で大麻を使用したら?

因みに、日本国籍の日本人が大麻合法化されている国に行き大麻をした場合、大麻取締法が適用され 第24条の8 で「第24条(大麻取締法)の罪は刑法第二条の例に従う」とあります。

刑法第二条とは「すべての者の国外犯」に関連する法律で、第二条の冒頭には「この法律は日本国外において次に掲げる罪を犯したすべての者に適用する。」とあり日本人が海外の大麻合法国に行っても大麻の所持は「違法」となる法律が記載されています。

つまり日本人は残念ながら海外に行っても大麻の所持はできません。外国籍になるか、日本の法律が変わるのを待つしかありません。

産業用大麻(ヘンプ)の茎及び種子から作られた製品は合法です。

オセアニア

オーストラリア

2016年ライセンス発行 同法化。州もしくは準州政府機関から事前の許可得た後に医療大麻を患者に提供できる。

2017年12月には連邦より5つの疾患を対象とした国家ガイドラインが作成され、薬品・医薬品行政局のウェブサイト上で発表された。

マケドニア

医療大麻 合法化済。

ニュージーランド

2017年12月 刑事責任を問われることのない医療大麻の提供を目標して改正各部乱用法を導入。

2020年までに成人の使用に限定した合法化を問うための国民投票が実施される予定。

2018年12月12日 新法律が可決され医療大麻が完全合法化されました。この新法律により禁煙も含め選択肢が幅広くなりました。

グアム

ヨーロッパ

クロアチア

医療大麻 合法化済。

チェコ

2013年 医療大麻 合法化。

フィンランド

医療大麻 合法化済。

フランス

フランスはヨーロッパの中でも厳しく大麻を取り締まる国で、1970年より大麻の使用は3750ユーロ(約48万円)の罰金+禁固刑1年、所持では750万ユーロの罰金+禁固刑10年、栽培では20年の禁固刑までと、大変厳しい法律がある。

しかし実際には未成年なら警察署で説教、成人なら罰金と警察から紹介された依存症サイコセラピストからの教育に通って終わりである。

また、大麻を含む医療品として、Sativex(サティベックス)という多発性硬化症の痛みを和らげるスプレー状のものが2014年に販売許可を得たが、こちらも実際には、まだ売り出されていない。

THCが0.2%以下のものを販売するコーヒーショップも、一時期流行ったが、この2018年夏、強制閉店させられた。

ドイツ

2017年3月 医療大麻 合法化。医師の判断により処方箋が出され健康保険も適用される。

ギリシャ

2018年3月1日 医療大麻 合法化。

イタリア

医療大麻 合法化済。

2016年 大麻の中でもTHCの含有量が極めて少ないヘンプの製造を合法とする法律が発行された。

オランダ

大麻使用で最も有名な国の一つ。

アムステルダムには1976年から「コーヒーショップ」と呼ばれる大麻購入が可能なショップが多数あり、その場で吸引することもできます。

法律的には大麻の所持・使用は禁止されていますが、個人使用で5g以下であれば起訴を猶予するというガイドラインがあります。違法だけど罪にはなりません。

ポーランド

2017年11月1日 医療大麻 合法化。

ルーマニア

医療大麻 合法化。

スペイン

医療大麻 合法化 済。また、個人で栽培した大麻の使用は合法で大麻の種子も合法的に販売されています。

プライベートな場所での使用は合法ですが、公共の場での所持と使用は禁止されています。

スイス

医療大麻 合法化。2011年からTHCが1%以下のものなら合法。

イギリス

2018年11月1日 医療大麻 合法化。

病院勤務の専門医に認めらた場合に限られ、一般医師からは処方できない。また、他の治療方法で効果がみられず患者に利益があることが明確な場合のみに処方されるべきとされています。

医療大麻が処方される可能性がある症例としては、珍しい型の深刻な癲癇(てんかん)を患った子供、癌(がん)の化学療法で嘔吐(おうと)や吐き気をもよおしてしまう成人、多発性硬化症で筋肉が固まった成人、などです。

スロベニア

2018年2月 医療大麻 合法化。

デンマーク

2018年1月1日より特定の疾患患者のみ試験的なプログラムが実施開始。

ポルトガル

少量所持は犯罪としない「非犯罪化」済。

デンマーク

合法ではありませんが、大麻については寛容で、街角や売店で購入可能。

ルクセンブルク

2018年6月28日 医療大麻 合法化。

2018年12月1日 嗜好大麻 合法化発表。これによりルクセンブルクがヨーロッパで初めて大麻を完全合法化した国となります。

キプロス共和国

2019年2月15日 プロギス議会は医療大麻の栽培と使用を認める法案を承認しました。

アフリカ

アルジェリア

2017年4月19日 医療大麻 合法化。

南アフリカ

2018年9月18日 憲法裁判所が「私的な場での個人使用は合法」と認めた。

裁判官は自宅での大麻使用を禁止することは憲法上のプライバシー権に反すると判断。複数の政府機関が家庭内での大麻の使用を犯罪化したままにしておくことを訴えた。

裁判所は大麻よりアルコールのほうが害を引き起こしていることを示す医学研究の結果を受け入れた。

まとめ

上記の情報は個人的に集めた情報をまとめたものであり、内容を保証するものでもありません。外国籍になる可能性があり、その国で大麻の所持使用を検討されている方は、くれぐれも現地の最新情報を確認して下さい

こうして大麻が利用できる国をまとめてみると、

世界196ヶ国のうち、

  • 医療目的 合法国 38ヶ国(19.3%
  • 嗜好目的 合法国 2ヶ国(1.0%
  • 非犯罪化及び軽微な罰則国 12ヶ国(6.1%)

となっています。

(※個人調べ)

思っていた以上に医療大麻が合法な国はたくさんあります。嗜好大麻が合法な国も徐々に増えてきました。

日本を含むアジアはまだまだの印象ですがアジアも徐々に合法化が進んでいくのではないかとは思います。

今後も最新情報を適時更新していきたいと思います。

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エイジ

一時期1日18時労働のブラック企業に勤務。効率的な睡眠とハイパフォーマンスな日々を求め、禁煙を決意し自己啓発に勤しむ。CBDに出会いCBDのパワーに助けられ「CBDのある生活」を研究する35歳。

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