国内外様々なメーカーのカンナビノイド製品を取り扱うVapeMania社が、自ら手掛けるオリジナル商品として新しくCBNハーブが発売されました。
従来のリキッドや経口用オイルとは異なり、ハーブを燃やして吸うという本格志向の新商品を実際に使ってみました。
CBN HRAB(ハーブ)の商品概要
基本スペック
ブランド名 | VapeMania(ベイプマニア) |
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原産国 | ハーブ:日本産 |
カンナビノイドタイプ | CBNアイソレート |
内容量 | 3g |
CBN含有量 | 3gあたり700㎎ |
価格 | 単体:6,820円 巻紙セット:7,110円 |
フレーバー | O.G KUSH |
ハーブは沖縄産で、国内で加工されています。内容量は3gでフレーバーはO.G KUSHのみ。
販売から日が浅いにも関わらずSNSを中心に大きな話題となり注目度が高いことから、これから先バリエーションが増える可能性は十分にあります。
現在は、ハーブ単体と、ハーブに加えてフィルターとペーパーがセットになっているものが販売されています。
原材料・成分
原材料は、「モリンガ・CBNアイソレート・テルペン」の3種類のみです。この葉自体がCBNを含んだ麻の葉ということではなく、モリンガという名前のハーブの葉を、CBNアイソレートとテルペンで加工して作られている商品です。
燃やした煙を吸うことでCBNとテルペンを摂取できるという仕組みになっています。
VapeManiaの公式サイトで公開されている成分分析表を見ても、カンナビノイドはCBNのみとなっているので、純度の高いアイソレートCBNが使われていることが証明されています。
原料には食用としても人気の高い、沖縄県石垣島産のオーガニックモリンガを使用しています。年間を通して温かい気候の石垣島で育つオーガニックモリンガは、安全性と質の高さが高く評価されていて、スーパーフードとして高値で取引されています。
モリンガとは
モリンガとはワサビノキ科の樹木ワサビノキ(学名:Moringa oleifera )の植物で、英語ではMoringaと書きます。インド北西部のヒマラヤ山脈が原産とされ、亜熱帯・熱帯地域といった温かい気候を好み、アフリカや西インド・中南米といった多くの国で栽培されています。
全てに無駄がない植物として知られていて、葉だけでなく樹皮や花・根などほとんどの部分が食用として使われる他、種は油を採るために使われます。ビタミン・ミネラル・アミノ酸など様々な栄養素を豊富に含んでいて、近年ではモリンガの葉を粉末にしたモリンガパウダーがスーパーフードとして注目されています。
その豊富な栄養素から、世界ではミラクルツリー(奇跡の木)・メディスンボックス(薬箱)・ツリーフォーライフ(生命の木)とも呼ばれています。
CBN HRAB(ハーブ)の使い方
商品は、開封すると真空パックに入っています。これは、酸化を防ぐ為と香りの元となるテルペンの揮発を防ぐ為です。必要量だけを取り出した後は、しっかりと口を閉めて冷暗所に保管し、残りのハーブの質が落ちないように気を付けましょう。
CBNハーブの使い方は2パターンあります。
- ジョイントで吸う
- ドライハーブ用のヴェポライザーを使う
ジョイントの方が、香りや煙がダイレクトにガツンとくる分、肺へのダメージが懸念されます。ドライハーブ用のヴェポライザーを使うと手軽で良いのですが、風味が落ちるというデメリットがあります。
ジョイントの使い方
手巻きたばこやシャグと呼ばれる方法で、ハーブをペーパーで巻いて煙草を作るイメージです。
フィルターとペーパーを用意します。
自分は持っていなかったので、フィルター+ペーパーセットを購入して使いました。
口の部分にフィルターがくるようにするので、親指でフィルターを抑えながら葉がこぼれないようにくるっとペーパーで包み込んで作ります。
フィルター側を口に加えて、反対側に火を付けて喫煙します。
特別な道具がなくてもできますが、難しいときには手巻きたばこ用のローラーなどがあると作りやすいです。
Googleで『ジョイント ローラー 巻き方』で検索すると、分かりやすく説明している動画があるので、参考にしてみてください。
ドライハーブ用のヴェポライザーの使い方
ヴェポライザーというとリキッドなどの液体を入れるものや電子タバコ用のものをイメージしますが、実はドライハーブ用のものが最も古くからあるヴェポライザーです。
見た目は電子タバコやリキッド用のものと遜色ありませんが、葉をそのまま入れられる仕様になっています。
葉を150℃~250℃前後の高い温度で加熱することで、発生する蒸気を吸い込む喫煙スタイルです。
CBN HRAB(ハーブ)を吸ってみた感想
吸いやすさ:煙が重くて強烈!爽やかな香りが鼻から抜ける。
CBDやCBNのリキッドは、リキッドを加熱した水蒸気を吸っていますが、こちらはハーブを燃やした煙を吸っているので煙草に近い雰囲気です。

煙こそ重みを感じますが喉がピリっとするようなキック感はなく、テルペンの爽やかな香りを楽しみながら気持よく吸うことができます。
ペーパーや葉が燃えている分、焦げ臭さのような感じが多少部屋に残るので吸う場所は選んだ方がよいかもしれません。
CBNの体感度:控えめに言って最高。即リピ決定!
最初の一口目から、CBNが入ってきている感じが分かるほどでした。

頭が休まっているのがわかり、身体の隅々までチルしているのが実感できました。
今日は心と身体をしっかりと休めたい!と思う日にピッタリのアイテムだと感じました。
CBN HRAB(ハーブ)のコスパ
本製品は、3gのハーブが入っています。一般的にはジョイント1本あたり0.25~0.5グラム前後の葉を使用して作りますので、単純計算で6~12本ほどのジョイントが作れる計算です。
石垣島産のオーガニックモリンガを使い、CBN700mgを利用。
テルペンの香りが高いまま、あなたの元へお届けします。
3g、ジョイント6本以上を巻ける量として提案。
引用:VapeMania CBNハーブ
VapeMania社では6本以上巻ける量としてこの3gを設定したということですが、6本以上は余裕で作れると言っていいでしょう。公式サイトの口コミを見ると20本巻けたというレビューもありました。
もちろん自分で入れる葉の量を調節すれば良いだけなので一概に何本で吸うということは断定できないのですが、ここでは1袋で10本のジョイントを作ったと仮定してコスパを比較していきます。
価格 | 6,820円 |
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1本あたりの価格 | 682円 |
総CBN量 | 700㎎ |
1本あたりのCBN量 | 70mg |
煙草1本あたり682円と考えると、とても高いように感じます。口コミの中にも、商品の質はとても満足なので、価格をもう少し抑えてほしいという意見が散見されました。
ただ、1本でCBNが70㎎も含まれているという点を考慮すると、682円という値段は妥当な価格なのかもしれません。
CBNハーブという商品はまだ国内で他に流通していませんので、他のCBN商品と比べてコスパはどうなのかを考えてみました。
メーカー | 1回あたりの価格 | 1回あたりのCBN量 | CBN1mgあたりの値段 |
VapeMania/CBNハーブ | 682円 | 70mg | 9.7円 |
Greeus/CBDグミ | 225円 | 20mg | 11.25円 |
kamerui x VapeMania /CBNカートリッジ | 160円 | 14mg | 11.4円 |
※Greeus/CBDグミ 6粒入りの内キウイフレーバー(CBD10mg+CBN20mg)・kamerui x VapeMania CBNカートリッジ(公式サイトでは200~400回程吸入できるとのことなので、間をとって300回とし1回に10吸入として計算)を使って比較
1回あたりの値段は他の2つと比較してかなり高いものの、CBN1㎎として見ると決してコスパは悪くないという結果になりました。1回あたりの値段よりも満足度の高いチル感を求める人にとっては、1回で高容量のCBNを摂取できるためおすすめです。
CBN1㎎あたりのコスパは悪くないとはいえ、1回あたり700円弱というのは毎日使うとなると大きな出費になります。
今日は本当に疲れているから身体を一気にリラックスさせたいというときのスペシャルアイテムとして使うのが良いかもしれませんね。
CBN HRAB(ハーブ)がおすすめの人
- 満足度の高いチル感を実感したい人
- ハーブを吸うというリアル感を味わいたい人
- 従来のカンナビノイド製品よりもインパクトのある製品を探している人
- コスパよりも体感度を重要視する人
CBNハーブは、使う量にもよりますが他の製品と比べて1回でかなりの用量のCBNを摂取できます。さすがだなと思うほど、ずっしりとした満足度の高い体感を得ることができました。
リアル感やチル感という点ではかなり高い満足度を味わえるはずなので、従来のCBD・CBN製品よりもインパクトのある商品を求める方にはうってつけの製品ではないでしょうか。ただ1回あたりの値段がかなり高めになってしまうので、毎日継続して楽しみたいという方は注意しましょう。
まとめ
VapeMania社から発売されているCBNハーブは、スーパーフードとしても注目されているモリンガというハーブをベースにCBNパウダーとテルペンで加工した新しいタイプの喫煙商品です。手巻き煙草のように自分で巻いたり、専用のヴェポライザーを使って楽しみましょう。
成分はCBNアイソレート仕様となっているため、CBDなど他のカンナビノイドは含まれません。しかし1回あたりかなり高容量のCBNを摂取できるので、チル感は期待以上でした。葉っぱを吸うという、今までのカンナビノイド製品よりもかなりリアリティのあるこの商品は、CBD愛用者にもCBNを試してみたい人にもおすすめしたくなる満足度の高い商品です。
気になった方は、一度試してみてはいかがでしょうか?